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中国:毒入り粉ミルクが、なぜまた市場に?


中国:毒入り粉ミルクが、なぜまた市場に?


       

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有毒粉ミルク事件発覚後、多くの親子が診察のために

病院を訪れ、大混乱となった(2008.9.20、重慶市の病院、AFP)


中国:毒入り粉ミルクが、


なぜまた市場に?




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 【大紀元日本2月17日】中国で2008年、乳幼児約30万人に

健康被害を与えたメラミン入り乳製品が、再び市場に出回っている。

業界の専門家は、未廃棄のミルクは10万トンに上ると見ている。

なぜ、2年後にまた毒入りミルクが出回るのか。中国での品質管理は

一体どうなっているのか。現在、リコール問題で批判を浴びている

トヨタ自動車が基盤とする同社の本来の品質管理をみることで、

中国での問題が浮き彫りとなる。


 メラミン入り粉ミルク


 1月30日、中国衛生部の陳竺(チェン・ジュー)部長が、

2008年に廃棄されなかった原料が食品に使用されていた

ことを確認し、食品会社5社の名前を挙げた。

当局は徹底的に廃棄させる姿勢だが、果たして中国の企業内で

実際に徹底が図れるかが問題である。


 批判されるトヨタ自動車


 トヨタは現在、アクセル関連部品の不具合で、米国、

欧州でのリコールが広がり、中南米、中近東にも波及する

可能性がある。対象車はカムリ、カローラ、プリウスに及ぶ。

生産、販売の一時中止にまで追い込まれ、事態は深刻化している。

急速なグローバル化により、本来の品質管理を忘れ生産拡大を

急ぎ過ぎたのではないかと指摘される。


 毒入り粉ミルクとトヨタ自動車の例は、もちろん同じ土壌

ではない。前者は現在の中国の体質を反映したものであり、

後者は品質でトップの座についた企業が同じ品質の問題で後退

しているケースとして、日本に限られた問題ではない。

しかし、1950年代の日本が戦後の復興の手段としてこだわった

品質管理の発想を、現在の中国と比較すると、毒入りミルクが

出回っている理由が分かってくる。


 デミング博士


 トヨタの品質管理の基礎はアメリカの統計学者、

デミング博士(William Edwards Deming: 1900 —1993年)

によるものだ。第二次世界大戦後の1947年、デミング博士は日本

の国税調査に関わる。当時、復興のためには統計的制御の教え

が必要と考えた日本科学技術連盟が、同博士を招待し

「統計的品質管理」の講義が行われた。


 トヨタはこの考え方を改良し、終身雇用と年功序列の文化

を武器に小集団活動、自主的な現場改善をベースとする

「日本的品質管理」へと発展させた。1990年代、

TQC(総合的品質管理)として多くの米企業が学び取ることとなる。


 1950年8月に箱根で行われた「経営者のための品質管理講習会

1日コース」は特に有名。本としても出版されたが、デミング

博士が印税の受け取りを辞退したため、日本科学技術連盟が

印税を基金として、「デミング賞」が創設されたという

いきさつもある。


 「恐れ」があっては品質管理は不可能


 品質の向上により支出が削減され、生産性と市場シェアが

向上するというのが、デミング博士の説。1950年代の日本に

おいて、デミング博士の目標の一つは、製造工程から「恐れ」

を除去することだった。製造工程での出来事や懸念が、

工場現場から管理職に何の恐れもなく伝わるように、作業員の

ためのコミュニケーションラインを設定する必要性を唱えたのだ。


 現在の中国では、誰の目から見ても明らかな製造ミスや道徳に

反する違反行為に対しても、作業員は報告することを恐れていると、

『Poorly Made in China』の著書、ポール・マイドラー氏は指摘

する。ラインオペレーターは上司に報告したがらない。

管理職は、やっかいな問題は無視する。関与する者はリスク

計算をし、黙っているほうが火の粉が降りかからないと結論を出す。

作業員が警告すべき肝心な時に、全く逆の行動がとられるわけだ。


 結果ではなくプロセス


 また、デミング博士は「結果ではなく、プロセスに力を入れる

ことが大切」とし、継続的で系統的なプロセス段階の向上を重視した。

しかし、今の中国での製造は、最終製品だけに目をむけている。

問題があると製品試験だけを行う。試験の基準にさえ合えば販売

できるという発想から、化学薬品を混入する。まさにこの発想から、

水で薄められた粉ミルクの蛋白質の検出結果を高めるために

メラミンが混入された。


 長期的な視野


 今回のメラミン混入粉ミルク再販売の背景には、

「毒入りでも何でも、使えるものは使え」という「金儲け至上主義」

があるようだ。


毒入りを捨てることは、短期的には損失でも、長期的に見たら信頼の

基盤となり利益が上がる、というデミング博士の発想は、残念ながら、

中国には根付いていない。


 昨年4月23日付のオンライン「US News」に発表された、

キンバリー・パーマー氏による中国の品質管理問題に触れた記事

の中で、1990年代、中国への調達により米国の家族は年間

300ドルを節約すると言われていたが、中国への発注は、消費者

製品の安全性が図られる以前の19世紀に逆戻りすることを意味

すると示唆した者は、当時一人もいなかったと指摘している。


 現代の中国を1950年代の日本と比較する試みもあるが、

実際のところ、中国の品質管理は、それ以前の段階で

止まってしまっている。


(10/02/17 09:41


・・・根本の考え方だな、

いくら摘発しても、繰り返す。

お客様のための商売じゃなくて

自分の利益のための、商売なっている限り。


 健康食品で不健康になったりする・・・

形を変えて輸入してたら、たまらない

・・・中国の食品の、有害成分で

肝臓悪くすることが多い


by sakuya777risou | 2010-02-19 11:23 | 指定なし