2013年 12月 04日
冬の電力供給危機回避は原発再稼動しかありません
冬の電力供給危機回避は原発再稼動しか
http://ameblo.jp/konoichiro/entry-11716748381.html
2013-12-03
こうの一郎氏 ブログ転載
昨日《12月2日》のニュースで、宮崎市内の繁華街で、
九州電力の職員の方々が「冬の節電協力を呼びかける」活動を
おこなっていました。
九州電力の冬場は、安定供給の目安となる供給力予備率3%を
かろうじて超える3.1%しかないとのこと。
九州電力の求めている節電期間は12月2日から来年の3月31日までです。
節電期間は年末年始を除き、8時~午後9時まで。
九州電力の原子力発電所は2箇所で玄海と川内の計6基ですが、
原子力規制委員会による安全審査が長引いている為、再稼動の
めどが立っていません。
一方火力発電は8箇所17基、10月11月に対象基の
定期点検を済ませ、12月中旬からはフル稼働で対応する方針。
他電力会社からの融通・購入74万kWを含め、
1584万kWの供給を見込んでいます。
ギリギリの状態での発電のため、火力発電所の故障があれば即、
強制的な節電になります。また、冬場は気温が一度下がると
20万kWの電力需要量が上がります。
この綱渡りの電力状態をそのままにしていること自体が問題です。
原子力発電を再稼動しなければ安定供給できないことは明白です。
しかも化石燃料を使うため電気料も上がります。
安倍首相自ら世界で日本の原子力発電をセールスしていることと
国内の原子力発電ストップは矛盾しています。原子力推進委員会長を
安倍首相自らトップとなって作るべきです。
いい加減に原子力規制委員会などに任せず、政府主導で
原発再稼動をやるべきです。
。